緑内障日記

2008年8月に見つかった「緑内障」。目薬を点し続けるも視野欠損は止まらず、残るは手術のみ。いつまで私の目は見えるのだろう。。。

2017年03月

増える緑内障仲間

緑内障の患者数は
40歳以上の20人に1人と言われている
けれど幸いなことに
これまで私の周りには同じ病気の人はいなかった。

それがここへ来て、仲間が増えた。
すでに私の友人の中には2人の患者がいる。
どちらもここ最近見つかり、目薬治療をしている。
幸い、私と比べればどちらも初期である。

さらに友人の上司にも緑内障が見つかったと聞いた。
最悪の場合は失明に至ることで
しばらくはオロオロ、パニクっていたらしい。
私も最初はそうだった。
これでもかとネットで情報を集め、そして凹んだ。

そして今は開き直り、やや投げやりである。
いくらちゃんと目薬を点したところで、悪くなるものはなる。
視野の欠損は日々大きくなり、その進行は止められない。
事実、目薬を点していることで進行が抑えられたのか
どの程度効果があったのかは分からない。

どうせ点し続けたところで見えなくなるなら
ものすごくお金もかかるし・・・
もうこのまま何もしなくてもいいかな。。。
などと思ってしまう今日この頃。

上半分は我慢

今日は狭い範囲での視野検査の日。
確実にボタンを押せない時間が増えている。
ちゃんと目薬を点したところで
私の視神経はどんどん死んでいるようだ

先週は結膜下出血で真っ赤だった左目だが
今日はやっと白目が戻って来た。
眼圧は両目ともに「13」。
以前は気にしていた数値も最近は気にならない。
どんな数値だったとしても進行は止まらない。

視野検査の結果もあまり良くなく
欠損は少しずつ下へ広がってきている。
「ん~・・・どうするかなぁ」
先生は手術を悩んでいたが
「下が見えてるからまだいいか。
ただし上半分が見えなくなるのは我慢して」
と言った。
「まだ女でいたいでしょ」

先生曰く、手術をすると上瞼が下がるらしい。
自分の瞼を引っ張って伸ばしつつ言う。
つまり先生は、そうなっても諦めがつく歳には
私はまだ若いと思ったようだ。
けれど年齢は関係ない。
いくつになったって顔が悪い方に変化することを
諦められるものではない。
そしてそれは男の人だって同じだろう。

けれど、それでなくても目が窪み凹んでいるのに
この上、瞼まで下がってしまうなんて考えたくない。
手術はイヤだ。
レーザーについても訊いてみたが
効果がないの一言だった。

それでも、やっぱり上半分が見えなくなるのは
間違いないらしい。
あ~・・・テンション急降下・・・。

このペースで進めば、あと10年くらいかな。
まだ見えているうちに色々とやっておかないと。
そもそも、そうなったら1人で暮らせるのかな。

身体の不自由さは色々あれど
目が見えないことが1番辛いと思う今日この頃。
もう、悪いことしか考えられない。
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